30歳過ぎから工学 vol.2

http://d.hatena.ne.jp/j130s/ から移行しました.オープンソースロボットソフトウェア技術者兼主夫. 高校・大学学部文系-->何となくソフトウェア開発業-->退職・渡米,テキサス州でシステムズ工学修士取得,しかし実装の方が楽しいと気付き縁があったロボティクス業界で再就職.現在 Texas 州内の産業用オートメーションのスタートアップに Georgia 州から遠隔勤務.

父のようになりたいと思う息子は幸せだと思う

語学学校の listening class では(先日も少し触れましたが)よく youtube をはじめネット上の動画/音声コンテンツが使われます. 多分担当教師の嗜好なのでしょうが, 生徒としてもなんというかしっくり来るなーと感じることが多くて, 好きです.
今日はやけに心に残る曲が題材だったので紹介します.
"Cats in the cradle" by Harry Chapin

上記が原曲. こちらはカヴァー.
"Cats in the cradle" by Ugly Kid Joe
http://www.youtube.com/watch?v=T3bht7S-3vI(ここをクリックしてご覧ください)
アメリカの父と息子の関係をうたったもので, 小さな息子は父と遊びたいのだが父は仕事に忙しく構ってあげられない, だが息子が大きくなるにつれ父は老い, 気付くと息子は自分のようになっていた, という流れ(で正しいでしょうか...).
Verse 毎に息子が "I'm gonna be like you, you know I'm gonna be like you" と呟くように繰り返す箇所が実に刺さる.
父親のようになりたい, と思える息子はこれ以上ないほど幸せだと思う.
私はこの曲を数十回聴き返した後(授業課題ですから...), 小さな頃もっと親父に遊んでくれとお願いすれば良かった, なんでしなかったのかな, でもキャッチボールしたり釣り行ったりサイクリングしたり, 遊んでもらった記憶も一杯あるな, と, 後悔というか懐古というか, 妙に切ない, やれ切ない.