30歳過ぎから工学 vol.2

http://d.hatena.ne.jp/j130s/ から移行しました.オープンソースロボットソフトウェア技術者兼主夫. 高校・大学学部文系-->何となくソフトウェア開発業-->退職・渡米,テキサス州でシステムズ工学修士取得,しかし実装の方が楽しいと気付き縁があったロボティクス業界で再就職.現在 Texas 州内の産業用オートメーションのスタートアップに Georgia 州から遠隔勤務.

意外にも音楽に助けられる

日本の大学時代の友人が会社を休み音楽をしていると聞きました. 健康上の理由で休んだものの, 音楽をすることで健康を取り戻しつつあり, 退職して音楽の道に進むかも知れないとのこと. 元々作曲の才能と, 音楽への一心不乱な取り組み方が凄いなーと思っていた人だけに, 再び音楽に行きつつあるという点では驚かないものの, 勤め先は世界的企業で, 活躍もしてたようだったし, 総合するとやはり大きな驚き.
勤め始めた以降にやっぱり音楽に帰って行った人が周りに何人も居る一方で,私自身はむしろ音楽との距離はどんどん遠くなってるし, 意図的に遠ざけてもいます. 彼女ら彼らと私との違いはなんだったんだろうな. (今たまたま気付いたルールだが, )事実としての違いは, 大学入学以前にも彼女達は楽器を手にしていた, 私はしていなかった, というのがあります. 少年期に既に趣味になっていたかどうか, ということ. だけどもっと根本的なのは, (想像だけど)音楽に寝ないで打ち込めるかどうか, という "好き度" じゃないかな. 私は音楽好きだけど, 一方で "音楽無くたって生きて行ける" とも思う.
ところがね. 渡米後精神的にクることも多く, 正直腹が飯を受け付けないことも特に最近多いけど, 意外にもそんな時に音楽が助けてくれたりするんですよね...わからねえもんだ. 私は趣味の欄には音楽って書かない気がするけど(あ,このブログの趣味の欄にはk−らすと書いてあった. k−らすなら何か納得.),イチローが "音楽とは" との問いに "生活の一部" と答えてたけれど,私の場合は, "苦しい時に支えてくれる物(の一つ)" かなと思いました.