30歳過ぎから工学 vol.2

http://d.hatena.ne.jp/j130s/ から移行しました.オープンソースロボットソフトウェア技術者兼主夫. 高校・大学学部文系-->何となくソフトウェア開発業-->退職・渡米,テキサス州でシステムズ工学修士取得,しかし実装の方が楽しいと気付き縁があったロボティクス業界で再就職.現在 Texas 州内の産業用オートメーションのスタートアップに Georgia 州から遠隔勤務.

分厚い微積分の教科書

3学期かけて I, II, III と履修してきた微積分も,明日の期末試験で終わりです(良い点が取れれば). この1年で,1,300ページある教科書の殆どをこなしたことになる.よく頑張りました(良い点が,取れれば).

晩飯の弁当(春菊オクラ豆腐丼)と微積分教科書.
教科書, 写真では重厚さが伝わらんものの, 実際 2kg 近くある大作です. 米国の大学学部はこういう分厚い本を教科書に使うことが多いらしい. 厚さに対して内容はどうか. 正直, 本によっては冗長に書いてページ稼いでるな...と感じるものもありますが*1, この教科書は割と理解できたことが多かったと思っています.
この微積分の教科書はデジタル版を入手してからは持ち歩かないことが多くなりましたが, 今後 reference として覧ることもあるだろう, そしてそういう時に紙の本の良さには勝てない場面が多かろう, ということで売らずに残すと思います. 以前の上司のお宅にお邪魔した際, 計算機科学・工学の十冊前後の百科辞典が本棚にずらーっと並んでて, 時々悩んだら基本に帰りたくなって見返すことがある, と仰っていたのを真似て, 自分も使い込んだ教科書, 特にベーシックになればなるほど, はできるだけ紙版を手放さないようにしようと思ってます. 重くて場所を取るけれども!

*1:アルゴリズムとデータ構造の教科書とか. 米国東部の名門某 P 大学の, Red-Black Tree 法を編み出しもしたこの分野では著名っぽい先生が書いてるのですが, 同じ箇所を何度読んでも分からない. 個人的には Wikipedia の方が遥かに簡潔且つ理解し易かったです.