30歳過ぎから工学 vol.2

http://d.hatena.ne.jp/j130s/ から移行しました.オープンソースロボットソフトウェア技術者兼主夫. 高校・大学学部文系-->何となくソフトウェア開発業-->退職・渡米,テキサス州でシステムズ工学修士取得,しかし実装の方が楽しいと気付き縁があったロボティクス業界で再就職.現在 Texas 州内の産業用オートメーションのスタートアップに Georgia 州から遠隔勤務.

Windows XP をルータにし, Vista クライアントで接続

XP をルータにするという例はネット上で幾つもあったものの, "Vista で" "無線LANクライアントで" という例に行き当たらなかったので, 実現方法を書いておきました. 走り書きなので日本語が甘く, 説明も不十分ですがおゆるし下さい.<実現したいこと>
次の構成でのネットワーク接続(番号は便宜上付けた)
[iii.大学LAN] <--有線LAN--> [ii.WinXP] <--WiFi--> [i.WinVista]<実施したこと>
1. i の os 上で "ワイヤレスネットワーク" を作成. その際の名称, 暗号化方法に関し特に指定無し
2. i の os 上で "ワイヤレスネットワーク接続" のプロパティを編集し, TCP/IPv4 の窓で

  • IP アドレスを静的に指定(ここでは仮に 172.16.0.1)
  • "default gateway" と "優先DNSサーバ" に ii の os のネットワークアダプタの ip アドレスを指定 (ここでは仮に 172.16.0.2)

3. ii の os 上で IP Rounting を有効化
4. ii の os 上で "ワイヤレス ネットワーク接続" のプロパティを編集し, TCP/IPv4 の窓で

  • IP アドレスを静的に指定(ここでは仮に 172.16.0.2)
  • "default gateway" と "優先DNSサーバ" に iii のルータの ip アドレスを指定 (ここでは仮に 10.0.0.1)

5. ii の os 上で "利用できるワイヤレスネットワークの表示" 等を利用して, 1 で作成したワイヤレスネットワークに接続<判明しているデメリット>

  • i のマシンを他のワイヤレスネットワークに接続する場合, その都度 2 の操作が必要. また, その後当構成で接続する場合にも 2 が必要
  • WiFi の部分の接続がよく瞬断する気がする

<実行結果>
i のマシン上でのスループット測定結果. 私が普段利用する上で支障無い数値が出ています.

ちなみに次の画が同じマシンの有線での結果. 比べるとさすがに速いです.