ダジャレ好きには堪らない米国社会?
日本語だと"ジョーク"は冗談,場を和ますための軽いうそと使われると思いますが米国の joke はどうもナゾナゾのようです.職場でも会議によっては雰囲気和らげるためか多用されてました (特に堅いままで終わりがちな遠隔だと効果的).ハロウィン感謝祭クリスマスと大イベントが続くパーティシーズン,ネタが切れ気味の時に温かみを途切れさせないためにも重宝されることがあるようです.最近はうちの小学生が学校で先生や同級生から仕入れたジョークを頻繁に持って帰ってきます.
私の問題は,joke をクイズ形式で出題されて回答する側になった時に答えがまったく見当つかないこと..日本のナゾナゾは純粋に論理の転換だと思うのですが,米国の joke はそれに加えて文化の違いが大きいのと,ダメ押しでキツいのが語のスペリングがよく入れ替わること.私の世代で衝撃だった映画 Pulp Fiction の "catch up" -> "ketchup" が良い例です (刺激的な映画だったがこの joke にも,その表情と場面でそんなん言うか〜と度肝を抜かれた).聞いたらあ〜となるけど回答する際には思いもよらない.
日本のダジャレやオヤジギャグと同類なのかな?と思うので,私も嗜み程度には鍛えられてるはずなのですが,"寒い"という対応が受け容れられている都合,誰かがオヤジギャグを発した時にはどこか引いてる風を装うことにしてきてしまっていましたし,ダジャレを思いついても,内に秘めたままだったり,発言するにしても自卑してる感を全面に出しながらやってました.したがって joke センスを鍛える機会は日本語でも多くあったのに,その機会を逃してきた.一方米社会では"寒い"対応は不要で,上手いと思ったら派手にリアクションしてよいし,日本的対応だと"寒ッ"とすべき場面では無感情で "ha, ha, ha" と暖かみをもった対応が為されるのが常套か.大人も子供もイベントがめちゃめちゃ多いこの三ヶ月,疲れ切った合間に dad joke とググって勉強するのもアリかもです,やらんけど.