30歳過ぎから工学 vol.2

http://d.hatena.ne.jp/j130s/ から移行しました.オープンソースロボットソフトウェア技術者兼主夫. 高校・大学学部文系-->何となくソフトウェア開発業-->退職・渡米,テキサス州でシステムズ工学修士取得,しかし実装の方が楽しいと気付き縁があったロボティクス業界で再就職.現在 Texas 州内の産業用オートメーションのスタートアップに Georgia 州から遠隔勤務.

ロボット技術者のスキルセット

二〇〇九年の記事ですが, ロボットビジネス推進協議会なる団体が, ロボット分野のスキルセットを体系化し, 検定試験をやっているようです. http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/04/21/1730.html
私の興味はそのスキルセット(下の画像). なにせロボット分野に来て一年弱, 全体像の把握を未だしていないので, 参考になります.
*1
縦列-横行 の順に番号を振ってみると(例えば一番左上が 1-1, その右のセルは 2-1), 私がまったく無知でないのは { 1-1 線形代数微積分学・微分方程式, 2-1 モーメント・剛体質点の運動, 1-2 状態方程式ラプラス変換, 2-2 運動学, 5-2 アルゴリズム・通信・開発言語, 1-3 確率統計 } てなくらいか. 単純に数で言うと 12分の6 か...もっと勉強しないといけないな, そもそもロボティクスの授業を履修したことが無い(未だ条件が揃わず履修できない).
これまでの体感的にはソフトウェアの占める割合は結構高く, それこそ 5-2 アルゴリズム・通信・開発言語 しか知らなくても職場によっては食べていけるのでは, と感じていますが, 全体像としてはもっと幅広いんだな.
なおこの体系は実装技術要素の体系であり, システム全体設計, 開発方法やプロジェクト運営等は含まれておらず, システムズエンジニアの活躍の場は依然多いはずですが, SE は当然これらの技術に精通していることが求められるのだろうから, もっと色々知らなきゃな...うまく時間を使って, 実装経験を増やしていかねば.



日本に帰任される駐在員の方宅での餃子350個パーリー. 5〜6人程度でも二時間強かかった, が, 食べるのはあっという間.