30歳過ぎから工学 vol.2

http://d.hatena.ne.jp/j130s/ から移行しました.オープンソースロボットソフトウェア技術者兼主夫. 高校・大学学部文系-->何となくソフトウェア開発業-->退職・渡米,テキサス州でシステムズ工学修士取得,しかし実装の方が楽しいと気付き縁があったロボティクス業界で再就職.現在 Texas 州内の産業用オートメーションのスタートアップに Georgia 州から遠隔勤務.

(転送歓迎) 留学支援の学生団体, 今冬日本六ヶ所で説明会

米国に大学院留学中の有志が, ”米国大学院学生会” という非営利団体を立ち上げ, 私も運営に協力しています. これから留学することを考えている日本人を, 現役留学生達が直接支援するというのが, 企業がやっている他の留学支援サービスと異なるところでしょうか.今冬, 日本国内六ケ所で説明会を行う運びとなっていて, その案内文は次のとおり.


(重複ご容赦下さい.)

前略、

突然のメール、失礼します。私たち米国大学院学生(http://gakuiryugaku.net)は、海外大学院への学位留学を志す皆さんを支援する目的で、在米日本人留学生たちにより設立された団体です。学位留学について知っていただくために、12月下旬に全国6大学において「海外留学説明会」を開催します。会場は日程順に、早稲田・慶應・名古屋・東京・九州・京都の各大学です(詳細は本メール末尾をご参照下さい)。参加をご希望の方は、以下のリンクより参加登録をお願いいたします:http://bit.ly/gd24gx

皆さんは日々の研究や勉強に、十分な充実感をお持ちでしょうか。もし現状に物足りなさを感じているならば、海外の大学院へ学位取得のために留学する「学位留学」という選択肢を、ぜひ考えてみてください。

欧米のトップの大学院の多くでは、学生はRAやTAによって学費を全てカバーされるだけでなく、生活費としての給料も支給されます。世界中から集まった優秀な学生たちと切磋琢磨する環境は刺激に溢れ、挑戦する目標には事欠きません。そんな素晴らしいチャンスがあること、そしてきちんとした情報に基づいて準備をすれば、そのチャンスは実は手の届く距離にあること。この2つを、米国留学中の学生の生の声を聞いて知っていただくことが、本説明会の目的です。

参加費はどの会場も無料です。各会場の参加事前登録をお願いしています。事前参加登録なしでも聴講いただけますが、万が一、会場が満席になった場合は、参加登録をされた方を優先させていただきます。事前参加登録・説明会の内容・地図などは、米国大学院学生会のHPへアクセスし、各会場の詳細をご覧ください。
http://gakuiryugaku.net

早稲田大学 西早稲田(旧大久保)キャンパス
日時: 2010年12月20日(月) 午後6時〜午後8時
会場: 55号館 N棟1階 第一会議室

慶應義塾大学 矢上キャンパス
日時: 2010年12月21日(火) 午後6時〜午後8時
会場: 創想館セミナルーム1(14棟201室)

名古屋大学 東山キャンパス
日時: 2010年12月22日(水) 午後1時〜午後5時(受付開始12:40pm)
会場: 法政国際教育協力研究センター2階 CALEフォーラム

東京大学 本郷キャンパス
日時: 2010年12月23日 (木) 午後2時〜午後4時
会場: 工学部2号館1階213号大教室

九州大学 伊都キャンパス+遠隔講義システム
日時: 2010年12月24日(金) 正午〜午後2時
メイン会場:(伊都キャンパス)センター1号館1308講義室
遠隔講義システムによって、箱崎・病院・大橋・筑紫の各キャンパスで中継を実
施します(詳細はHPを参照下さい)

京都大学 吉田キャンパス
日時: 2010年12月28日(火) 午後3時〜午後5時
会場: 国際交流センターKUINEP講義室

米国大学院学生会 幹事 一同

公式の告知文は以上で, ここからは私見です.
ノーベル化学賞受賞の根岸英一博士・鈴木章両博士が海外組だったこともあって, 日本人の海外留学者数が近年急速に減っていることが取り上げられています. 言うまでもなく外国で学べば良いというものではありませんが, インド, 中国や韓国等の留学生の多さを見るにつけ私自身も日本の将来に対して危惧感を少なからず持っていました. そこへ来てこの団体の存在を知り, 自分のこのような想いに対し行動できる, と考えて協力を申し出ました.
現在"幹事"と呼ばれる運営メンバーは十数名で, おそらく私以外の全員が PhD 留学, また今のところ全員が(日本で言うところの)理系. 皆んな忙しい大学院生活の合間を縫って動いていて, その精力的さ加減を見るだけでもモチベートされます. ソフトウェア関連の専攻/職務経験者が私だけということもあり, 私は "Web/インフラ担当" をしていますが, 現在運用中の Web システムは会の代表を務める MIT の航空宇宙の方が既存ソフトを流用して構築したもので十分よくできており, 私はバグ Fix 程度しかやらずに済んでます. 会の目標も未だ議論している最中ですが, 一方で留学希望者の支援も既に開始しています.
私は私費留学(≠奨学金, 学費免除等無し), PhD 留学ではない, 職務経験後の留学, 唯一の?三十歳代(= オッサソ)等と他の幹事と立場が異なり過ぎることもあって, 立場が近い二十台の博士留学の人達が中心なところを邪魔せず, 気付いた所を補っていく感じで, 自ら裏方, 脇役に徹そうとしています. 幹事メンバーは MIT, スタンフォードをはじめ米国内で散り散りで, まだ誰とも物理的にお会いしたことはありませんが, とにかく頭が良い + 行動力もあるスター級のキャラクターばかりなので, こういう組織では裏方に回ろうとする人が居ても(居た方が)良いんだろうなと感しています.
12/03/2010 追記. 慶応 SFC の現役・卒業生向け情報サービス "SFC Clip" にも掲載頂きました. http://sfcclip.net/message2010120302


GF が親友のイラン人宅での晩餐からもって帰ってきてくれたイラン家庭料理. 驚きの美味しさ. 緑色の物は何種類かのハーブの練り合わせ, ご飯はレモン等で酸っぱみが付いている. 新たな味を知りました. 将来イランにも旅行してみたくなった (イラン政府が世界各国と仲良くしてくれますように...).