未だあまりよくわかっていませんが, アメリカは権限移譲が進んでいるという話をよく聞きます. その例の1つと言えるのかどうか分からないのですが, 各大学が警察組織を持っています.
今日はよくわかっていないことは置いておき, 昨日初めて(来米後1ヶ月で早くも)大学警察にお世話になったことを書いてみます. 寮の隣室に数人集まって, サッカーの応援のような熱狂的な声を夜中数時間挙げ続けていたので, 自分で苦情を言いに行って万が一逆上されたら嫌だと思い, 大学警察を呼びました. すると10分未満で2人の警官が来て隣室の彼らを鎮めてくれました.
"隣室がうるさい"というのは大学警察を呼ぶ理由として適切だったのか?自信が無かったのだけれど, 警官曰く "正しい" とのこと. ありがたい. 大学警察が escourt service と呼ばれる, 一人で出歩きたくない場合に随行してくれるサービスをやっているのは以前から知っていて, 日本の警察に無い1人1人に対する安全対策をしてくれる印象を持っていたので, 今回も抵抗なく呼べたのだが, その一方で日本で観た TV での, 警察が "モンスターカスタマー" に手を焼いているという特集を思い出し, 上記のような心配をしたのでした.
今後は隣人達からの逆恨み攻撃が気になってはいます. そんな疑いをかけたくはないけれど, 念のための用心ということで...しかしそれにしても, キャンパス内の寮に住んでいてすらセキュリティの心配を強いられる米国. 私の寮より更にキャンパスの中心から離れた場所にある寮では毎年死者が出ているという. もし今回のことがキャンパス外だったら, 心労はいかほどだっただろう?先日も語学学校の女子がアパートで相部屋の米国人男性に銃で脅されたと聞いて, びっくらしました.
ちなみに安全面とは無関係で, 今回とってもショックだったのは, 大学警察のお2人の警官がの言ってることがまったく理解できなかったこと...隣室を鎮めた後に私の部屋に入ってきて, おそらく本来は事情聴取のようなことが必要だからなんだろうと思いますが, 色々訊かれたんですが, 私も自分で警察をよぶのは人生初だったし, 万が一隣室の興奮してた若者達が攻撃してくるかも?と思ってたので, 緊張してました. だからと言って何も聞き取れないのはまずいだろう. 私から質問した時の回答しか理解できなかった...これからが思いやられます.