近所で NBAオールスター
先日ちらっと書いたように, 近所でプロバスケットボール NBA のオールスターゲームが行われたので行ってきました. テキサス州ダラス地区, より正確にはアーリントン市, NY や LA みたいな, 全世界に配信される出来事が毎週のように起こってそうな場所ではないので, こういう地の利を感じられるイベントに一度は行っておきたいと思ってました. やっと実現. 中間試験前日でしたがなんとかやり繰りして.
最安の(それでも) $100(1万円前後)の4階席. 私達の財政状況では, ”人が蟻のように見える” 席のチケットしか買えず, 大半は世界最大LEDディスプレイを眺めることになるだろうと, はなから諦めました. そして目的は ”地元スタジアムのお祭りゲームに参加すること” と ”大歓声を感じながら画面を観て観戦すること” としましした. コートから100mくらい離れてて, 案の定選手はみんな同じ身長に見えた*1. しかし10万8千余名の観客の一員となり, バスケットボール史上最多観客数, NBA試合史上最多観客数(過去最多は44,000くらいらしいので2倍以上)とかなんとか, 複数項目でギネスに載るようです. 10万人もの人を一望する機会というのは今後の人生でなかなか無さそうです(カウボーイズスタジアムに来ればまた見ることになるが).
会場となったカウボーイズスタジアムは, 上述のようにダラスではなくアーリントンだったのですが, 両市は近いこともあり, またホストは Dallas Mavericks だったこともあって皆な "Dallas, Texas" って言ってて少しガッカリ. 観客のバックグラウンドはわからないもののやはり Texan が多いんでしょう, 私が感じたところでは大きな歓声があがる選手は順に 3. LeBron James(若き得点王), 2. Jason Kidd(元ダラス), 1. (圧倒的に) Dirk Nowitzki (ダラスのエース) でした*2. こーちも地元を意識してか, 4Q終盤の接戦でも, 西カンファレンスでは決してエースではないであろうノヴィツキーに撃たせようという戦略でしたね. とことん勝敗どうでも良いんでしょうねw.
試合自体は4Q最後の2分を除いて, まったく観客は盛り上がりませんでした.ジャンプシュートやレイアップが決まるくらいでは拍手の一つも起こらない. 多分もっと下の階ではもっと反応があったんでしょうが, 最上階には聞こえてこない. 事後所感としては, やっぱりバスケ自体すごい面白いな, レギュラーシーズン観に行きたいな, でもオールスターはもう良いや(もし選手が蟻にしか見えないのなら), という感じです.
前座に Usher, ハーフタイムショーに Shakira と Alicia Keys. 前のお二人はうたってるのかどうか分からない程度で, 少なくとも4階席の私には残念ながら響いてこない演奏でした. しかしキーズ女史のそれは素晴らしかった! カウボーイズスタジアム, 広さの割にスピーカの数が少ないのか, 音響は不十分過ぎると感じましたが, Alicia はそれを感じさせなかった. ここで録画が観られます.
著者近影. |