"一人で何点防いだ" という UZR の触れ込みが体感できないでいたので計算してみました.今季西武:自責 389,投回数 1273 1/3,防率 2.75
外崎選手が防いだとされる15.4点を取敢えず自責に足すと404.4点,チーム防率2.858と,0.1悪化.また,外崎+源田で29.8,チーム防率は2.960と,0.21点悪化.
どういうことか.3連戦で毎試合3点失ったとするとチーム防御率は3.00.3試合のうち1試合だけ3点失ったとすると3.33つまり0.33上昇する.2人の守備で防率0.2下げるということは,3連戦で1点近くを防ぐことに近くなる.1点勝負がとても多いチームにとって,"3試合のうち1試合を勝てる確率"が上昇してると言えるのでは?
これ程守備力のある選手はそうそう育たないだろうし,守備のスランプは攻撃に比べ少なそうと思うと,契約に反映するのは妥当な戦略に思えます.