さて California に帰って来てまた短期ですが仕事始まりました.新しい企業で仕事する事自体はこの 1.5 年間で 3 度目なので,勝手がわからないことによる初日のどきどきは少なかった.しかし今回はこれまでの 2 社と違い世界的大企業ではないのでちがう部分があるかな…,という不安はありましたが,果たして始まってみたら本当に良い意味で違いすぎて驚いてます.というか,いかにも "イメージ通りのシリコンバレー企業" キタ━と叫ばずに居られない感じ (実際には叫んでないが).とにかくぶっ飛んでる.
一週間という,深い観察も何もあったもんじゃない期間の範囲で見聞きした中で,自分的に驚くのは (順不同):
- 短パンで仕事してる人がいる
- 帽子/ハット被りながら仕事してる人がいる.ビーサン,裸足,ヘッドフォンかけながら歩いてる人もいる
- 全員,デスクが電動で上下に高さを変えられる.起立して仕事してる人もいる.
- 起立してるだけじゃなく,トレッドミルをデスクの下に置いて,歩きながら仕事してる人もいる
- マネジャーでも,オフィス内をキックボードですい〜っと移動している (逆にマネジャーしかやってない?)
- 週二回,bootcamp が朝っぱらからある (任意参加)
- 短期雇用者向けに,徒歩三分の場所に一軒家が数棟借りてあり,格安で入居可能.
- その一軒家,テクノロジー系企業の社員の仮宿なのに,インターネットが超遅い (インターネット使いたきゃオフィス行け --> オフィス来たら仕事しますよね?という創業者会長の狙いらしい)
- 短期雇用者でも 24/7 自由にオフィスに出入りできる (これまでの 2 つの大企業では,朝も夜も時間制限があった)
- 真夜中/土日でも人がけっこう居る.
- 廊下を突然大人よりデカいロボットがシャーシャー言いながら歩き去っていく (誰かの実験の一部)
- 専属シェフが何人もいる.平日は朝昼晩,三食無料.しかも美味い. (again, オフィス快適にしてあげるから仕事しますよね?論理).
- 金曜は 5 時からビールパーティ.そのままボードゲーム大会に突入.日本で言えばオフィスが雀荘化するようなもの?
- (11/8/12 追記) TOTO ウォシュレットも発見!
先週一週間のランチはこんなでした.無料な上に食べ放題.そしてこの写真でわかるかどうかアレですが,相当ヘルシー.
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1 日目 |
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2 日目 |
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3 日目 |
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4 日目 |
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5 日目 |
ロボット分野の先端を走る企業の一つと言って何ら語弊はなく,世界中のロボット研究者がこの企業のソフトウェアを使い始めています.そんなわけで社員も自信満々,そもそも色んな所から引き抜かれてきた博士号持ちの凄腕ばかりらしく,あのライブラリ作った A さんだー,とかあのモジュールの設計した B さんだーとかそんな人がウロウロしている.
正直,二年前にこの企業の存在を知った時から,ロボット業界に入るならゆくゆくはここで働いてみたいと思っていたが,見聞するにかなりのエリートしか採用してないらしいので,まだ無理だろうなと諦めてました.それが,短期雇用ではあるものの,人の縁で働けることに.まったく世の中わからないが,諦めず,戦略を立てて目標に向かえば,叶うこともあるんだなと.巡り合わせに驚きまくっています.取り敢えず,なんとかくらいついて行きます.