30歳過ぎから工学 vol.2

http://d.hatena.ne.jp/j130s/ から移行しました.オープンソースロボットソフトウェア技術者兼主夫. 高校・大学学部文系-->何となくソフトウェア開発業-->退職・渡米,テキサス州でシステムズ工学修士取得,しかし実装の方が楽しいと気付き縁があったロボティクス業界で再就職.現在 Texas 州内の産業用オートメーションのスタートアップに Georgia 州から遠隔勤務.

低迷中の日本男子マラソンを多分救う男と, 妥協しそうな時に効くメッセージと.

http://www.wasedasports.com/field/special09/takezawa.php
昨年の北京で, 五輪に現役男子学生長距離走選手として数十年ぶりに出場した早稲田大学竹澤健介選手のロングインタヴュー. 私も 2007年に偶然観に行った全日本インカレの 5,000m での鮮烈な走りを観て以来応援していまして, 日本陸上界ではスター選手なのだが, このインタヴューでは早大の無名チームメイト達との精神的なやり取りなんかも見えて来て実直な正確が見えます. なんでも, 困難にめげず諦めない選手が伸びるんだそうな. 当たり前ですがやはりそうですか.
さて春学期の最初の試験期間を迎えてひーひー言っています. ある試験は良い成績でも, ある試験は精一杯準備したつもりなのに狙った点より大幅に低かったりする. 準備の方法を変えなきゃいけないんだろうけど, どんな方法を採るにしても, 一度駄目だったからといって "諦めない" という点は同じです.
もう1つ最近, つい妥協してしまいそうな時に思い出すのが, いつもお邪魔している教会の音楽牧師さんの "私は(米国の神学校での学生時代)ストレート A+ を目指していた" という御言葉. ストレート A+ つまり全科目で通常の最高点である A より更に上の点を付けてもらう事. どんな高給料の仕事だろうがアルバイトだろうが学部低学年の授業だろうが, 各自のフィールドでストレート A+ という評価を得るのは大変な事だと思います. そのくらいの気合いで目の前の事に当たるという心構え. 実際その牧師さんの教会でのまったく隙の無い仕事っぷり, 拝見している限り感嘆せざるを得ません. 私は特に半端者なので身に堪えたメッセージでした.