30歳過ぎから工学 vol.2

http://d.hatena.ne.jp/j130s/ から移行しました.オープンソースロボットソフトウェア技術者兼主夫. 高校・大学学部文系-->何となくソフトウェア開発業-->退職・渡米,テキサス州でシステムズ工学修士取得,しかし実装の方が楽しいと気付き縁があったロボティクス業界で再就職.現在 Texas 州内の産業用オートメーションのスタートアップに Georgia 州から遠隔勤務.

3週間続けたニュース見出し翻訳のレヴュ

期末試験期間はおろそかになってしまったものの, 7月中旬から続けたニューヨークタイムズ紙の見出し翻訳をまだ続けようと思います. 直接的な効果は 1)ニュースを少しでも読むようになった, 米国中心に社会情勢への理解が少しだけ上がった(日本のメディアの目線でなく, アメリカ目線で), 2)何人か居てくれるレヴュワと連絡が密になった, の2点. 1 は期待通りに行ってます. 2 は意外でした.そして当初の目的は1ヶ月前の日記に書いた通り i) ニュースへの接触機会を増やすことと ii) 英語のニュース文章への慣れ理解の2点でしたが, i は効果が上がっているものの ii は正直全然だと思う.
英語のニュース文章により慣れるために,ひいては一般的な英語力の向上の為に,今後とくに語(や句)の意図と,(当然ながら)主語述語が何であって副詞がどこを修飾しているのかを意識したいと思います. 最近いわゆる雑多な日常会話や, 心理/感情に関する話を米国人とする機会が増え, 誤解したり相手に誤解させたりすることがかなり多くなり,授業, 学術/技術系の会話だけしていた頃に比べ一層英語での表現力と理解力の乏しさを痛感しています. ニュース英語の理解が直接的にその問題の解決に繋がるとは思わんけども, 足しにはなってくれるだろうと. ただし "日本語ニュース見出しとして成立する文" を書くのが目的ではないので, 日本語としてきちんとしているかどうかには今後もっと気を使わなくします. 今まではそこで結構悩んでしまってました.
そういうわけで日本語訳としての質は低いので,はっきり言って読み手を無視した内容になってしまうかも知れないですが,それでも米国で話題になってることってそんななんだーと少しでも感じてくれたら...嬉しいです. ここで取り上げる記事は米国紙のトップニュースですが, 日本の新聞の国際欄でも必ず扱われるとは限らない内容です(愛読してる M日新聞サイトで確認済).