30歳過ぎから工学 vol.2

http://d.hatena.ne.jp/j130s/ から移行しました.オープンソースロボットソフトウェア技術者兼主夫. 高校・大学学部文系-->何となくソフトウェア開発業-->退職・渡米,テキサス州でシステムズ工学修士取得,しかし実装の方が楽しいと気付き縁があったロボティクス業界で再就職.現在 Texas 州内の産業用オートメーションのスタートアップに Georgia 州から遠隔勤務.

学内研究所2次面接終了

2週間前に書いた就職面接の2回目を行って来ました. 前回の所長との面談で, 仕事させて頂くこと自体はほぼ Go が出ていた(と解釈してます)ものの, どのプロジェクトに就くかが決まっていなかったので, 今回は現場の研究者3名さん + 所長と相談し, どうやらコンピュータ科学が専門の方の下に付くことになりそうです. "ロボット工学系プロジェクト内でソフトウェアを担当する" という私の目論見としては今のところパーフェクトで, 今後指示を受け次第作業開始となります.
業務・研究活動経験者とは言え学部生な私ごときを相手に, 所長とリサーチャー3名が1時間も割いて下さるのは光栄です, アメリカでは普通のことなのか?日本でそれなりに転職活動の経験もありますが, こんなに時間と労力をかけて選考して頂いたのはやはり外資系か, 或は勢いあるベンチャーでしたね. そして, 計算機工学科の先輩の話によると, GPA が 4.0 に近い学生*1でもこの研究所の採用面接は不採用になることもあるそうなので, 4.0 になんてまったく届かない私の採用を前向きに考えてもらえるのは, やはり経験者≒即戦力を求めているのでしょう.
やはり面接を受けるにあたっての課題は残りました: 1) 希望を明確に伝え切れなかった. 割ける時間が週12時間前後と少ないこともあり, "未知の分野を開拓する" 研究よりも, より慣れた実装を担当したかったのだが, プロジェクトがまだ調査フェーズなこともあって言い出しにくく, うやむやにしてしまった. 2) (希望以外の点で)又もや意見をはっきり伝えられなかった. 将来進みたい大学院の話になり, System Design & Management 系で行きたいと伝えると, "あなたのシステムの定義って何?" と振られ, 一応答えたものの, 和やかな場の雰囲気を壊すまいとして, 普段考えていることに比べ当たり前で曖昧なことを言ってしまった. 偉い先生方に普段考えていることをアピールすることなんて中々ないだけに貴重な機会だったはず. 場に合わせる/場を盛り上げることなんか考えずに, 自己アピールに執着しよう.

*1:GPA とは学業成績の平均点のこと. 4.0 の場合いわゆるオールA です. オールB だと 3.0 で, 米国では大学院入試時だけでなく社会でも GPA を問われることもあるらしく, 皆やっきになって良い成績取ろうとしてます.